酷暑の 南仏プロバンス紀行

(その14 エクサンプロバンス 7 )

エクサンプロバンスの道

(写真左:町に向かう道路はポプラ並木 中:ミラボー通り夜景 左:噴水スケッチ)  

エクサンプロバンスの素敵なレストラン

アンフィトリオンAmphitrion  住所 2 r.P.Doumer  ミラボー通りから入ってすぐの旧市街にあります。下右写真のようにガーデンレストランですが、受付は普通のレストランと同じで、予約しないと殆ど無理。幸い、早く行ったので、予約なしでも、(待機させられてから)テーブルに案内されました。写真上左:突き出しのカナッペ。プロバンス名物で(つぶしたオリーブの実とアンチョビとオリーブ油で出来たペーストをかりっと焼いたパンに載せる:作り方は宿泊ホテルのマダムに伺った)  上右、下左:素敵な盛りつけの一品、透明なガラス皿が涼しそう。

宿泊したシャンブルドット(貸し部屋)SOUS LE TILLEUL(菩提樹の下)のマダムが、宿泊最後の晩に、日本食のお返しにと、プロバンスの伝統家庭料理ピストゥ(pistou)スープをごちそうしてくださいました。ピストゥとはプロバンス語でバシルを意味し、バジルの取れる夏のスープで、温かいまま飲むのですが、ハーブの作用で、不思議に涼しくな利、元気が出るのだそうです。大きな菩提樹の下のガーデンで食事をしました。私達はアプトで買ったワインを1本持参して、ピストゥをごちそうになりました。マダムDucrosデュクロさんは、ピカデリー地方(パリよりも北)ご出身で、プロバンスにお嫁に来ましたが、野菜、魚、オリーブ油の豊富なプロバンス料理が大好きといっています。ピカデリー地方というと、馬で有名なシャンテイーですね、と私がいうと、昨年、お嬢さんがシャンテイーのお城で結婚式を挙げられた事など、話がはずみました。

上右:ピストースープ(10人前はある) 下左:菩提樹の葉と実 ハーブテイーになるそうです 下右:毎日違った手作りジャム、違ったパンの出る楽しい朝食。人なつこい猫も挨拶に来ます。

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