ピストゥ(pistou)スープ (その14 エクサンプロバンス7)に戻る
南フランス地方の方言でバジルのことをピストゥという。
南フランスの町エクサンプロバンスで宿泊したDUCROS(デュクロ)家に代々伝わる家庭料理ピストゥスープの作り方を主婦マリークリステイーヌMarie-Christineさんに教えていただきました。
作り方 4−5人前(10皿分)
@白インゲン豆500グラム、赤インゲン豆500グラム、さや付きインゲン豆250グラム、ズッキーニ2本、ジャガイモ3個、にんじん2本、
セロリ4枝(必須)、ネギ2本
Aトマト1個皮をむいたもの、にんにく2片薄切り、タマネギ中1個に丁子(ちょうじ、クローブという香辛料)を差し込んだもの
鍋に水2.5リットルと塩適量を加えて煮立て、そこに上記@Aの野菜を入れて20分間煮込む。
その間に、次の材料を用意
にんにく3片つぶしたもの、新鮮バジル1束、皮むきトマト3個、
オリーブ油カップ1.5杯、
塩、コショウ
ーーーこれをすり潰して混ぜ合わせペースト状にし、グリエールチーズを大さじ2杯
加える。
鍋の豆野菜が煮えたら、作ったペーストを加えてかき回し、出来上がり。
新鮮バジルの出回る、夏期間限定の家庭料理で、暖かいまま飲むスープですが、
沢山使った、バジルとにんにくとの作用で、体から熱がとれて暑気払いになる
ので、南フランスの家庭では夏場にピストゥスープを飲むのです、とマリークリステイーヌさんが話してくれました。
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夏休みの終わりに、我が家でも、この1/3の分量でピストゥスープを作ってみました。この時の塩の量は小さじ2杯が適当です。