酷暑の 南仏プロバンス紀行

(その15  ヴァロリスVallauris)  

8月17日(日曜日)

朝10時15分ホテルからタクシーでエクサンプロバンスTGV駅に行きました。時速120Kmで13分。基本料金31.7ユーロ、荷物3個で合計35ユーロ。駅売店で大きなチキンサンドイッチ(当然長いパンの)2個8ユーロを買い込んで列車に乗りました。今日は時間が無いので、列車の中で昼食です。
TGV6171エクサンプロバンス11:00発→カンヌCannes13:09着。
幸い駅構内にコインロッカーが備え付けてあり、大きな旅行鞄3個がどうにか一つのロッカーに収まりました。7.5ユーロで72時間も預かってくれます。コインを入れてふたを閉めると、厚紙のカードが出てきて、そのカードがロッカーの鍵で、切符と同じで磁気記憶が入っているので、預けた時間も自動的に読みとり、ロッカーを開けるときはこのカードを差し込むと開くのです。荷物を預けて身軽になり、外に出ると、南の太陽が照りつけ、うだるような暑さです。バス乗り場は駅を出て左(駅に向かって右)の所に駅舎に接してありました。日よけも何もないから暑い。14:30発のバロリスVallauris行きバスに乗りました(一人2.2ユーロ)。バスは急勾配の坂道を上り下りして約25分後、終点下車。すぐそばにピカソ美術館がありました。ここでは、ピカソ作の陶器が沢山展示してあり、顔の形をしていたり興味深い造形です。建物の外に併設されている礼拝堂に描かれた「戦争と平和」も見物です。美術館を40分で見て、道を町に降りていきました。日曜でもみやげの陶器店が何軒か開いています。2軒めの店で、迷わず深めの皿と、深めの鉢を買い求めて(カード扱わず現金で)急いで停留所に戻ると、バスから降りて丁度1時間経過。

写真左:美術館内のピカソの作品 写真右:ヴァロリス焼き。緑の縁に黄色地。黒茶色でオリーブ模様の絵付け。

ぴったりバスの発車時刻に間に合って、16:00バス出発、16:25カンヌ駅に着き、16:36分の急行に乗って,乗り継ぎ時間の無駄なく17:04分ニースNice Ville駅に着きました。

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