スイス旅行記今回の旅行)(その5)     前回の旅行にジャンプ

シャフハウゼンSchaffhausenとラインの滝Rheinfall

ルガーノから一気にシャフハウゼンに列車で移動しました。途中車窓から見たリギ山付近の景色は素晴らしいものでした。雨のぱらつく古都シャフハウゼンの街を歩いてライン川岸に出ました。探してみたのですが、ラインの滝方面の船着き場は見当たりませんでした。しばらく居て、再びシャフハウゼン駅まで戻り、駅前から6番のバスで15分Rheinfallの停留所で降りて、4分ほど下がると、ごーごーと水音をとどろかせる滝が見えてきました。

その水量、雄大さは圧巻です。雲が切れて、きれいに全貌を見渡せました。観光客の中に、ほとんど日本人はいませんでしたが、土産店には、日本人の女店員もいましたので、彼女からパノラマ絵葉書を買いました。1時間ほどながめてから、再びバスでシャフハウゼン駅に戻りました。駅に着くやいなや雷雨のような豪雨が降り始めました。幸運にも私達は、まさに一瞬の晴れ間をついて滝を見るて来たのでした。駅で見た自転車、スタンドの位置に注目!こうすれば、倒れにくくなる。バイクはこのようですが、日本の自転車もこうだといいですね。

再びチューリッヒ

適当な列車が無くて、しばらく雨を眺めながらプラットホームで待たされ、午後6時15分乗車、午後7時チューリッヒ中央駅着。今夜は、最初に泊まった時に予め調べておいた、川の向こう岸にあるビアレストランです。ほとんど、地元の男たちで、満席に近いのですが、うまい具合に席が取れました。店内では、ドイツ語が渦巻いて壁に反響しています。飲むだけでなく、お互い勝手に話したり、わめいたりそれはにぎやかで活気に満ちています。たばこの煙はなく、健康そのものです。そのなかを正に、百戦錬磨のおばさんが走り回って、早口で注文を取っていきます。Paulanerというビールを取りましたが、細かい泡で最高の飲みごこちだと妻が申しておりました。私は太いソーセージ、子供はウインナーシュニツッエルで、料理も、もちろんグート。翌日は雨模様。

フラウミュンスター(聖母聖堂)のシャガールが描いたステンドグラスを見てきました。とてもさわやかな色使いで、朝の光を通して美しさを増していました。

その後、妻は美術館、私は買い物。乾燥ポルチニ茸、コーヒー、乾燥スープ、そしてnutella(私の定番でヘーゼルナッツチョコペーストのこと。パンに塗って食べる)。ホテルで昼食を摂った後、玄関まで迎えに来てくれる小型リムジンバスで空港に直行。ガイドブックに書いてある通り、空港内の免税店は高いだけで、全然魅力がなく、時間が有ったので何遍となく回ってみたのですが、なにも買わずに帰国しました。【完】