酷暑の 南仏プロバンス紀行  

(その7 リルシュルラソルグ L'Isle sur la Sorge)

アビニヨンからフォンテーヌ・ド・ボークリューズ行く途中の町リルシュルラソルグ L'Isle sur la Sorge(ソルグ川の上にある島)が気になったものですから、帰りに途中下車して立ち寄りました。澄みきった源泉、源流を見てきた眼にとっては、水路に囲まれた町も、水もそれほど美しいとは思えませんでした。名物のアンティーク家具屋さんを見て回っても、買う気のない私にとっては何の興味もわきません。こんなことなら、途中下車しなければ良かった。午後の暑い日差しの中、次のバスまで時間があるので、公園の木陰のベンチで、名物の水車風景をスケッチしました。水車は、自然に付着した苔で緑色をしていました。(後でエクサンプロバンス在住のマダムに聞いたところによると、例年、アメリカのお金持ちが大勢この町を訪れ、アンティーク家具を買っていくのだそうですが、イラク戦争で、米仏大統領の意見の対立があり、その影響で、今年はアメリカ人はこの町にほとんど姿を見せないそうです)

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