CHARTRES シャルトル   

ラロッシェルのMERCUREホテル出発の朝、請求書を見て、セットエグザクトというと、マダムがうれしそうに、フランス語が話せるのね、と言いました。名刺を渡しますと,彼女も名刺をくれました。Sous-Directorice Maguy Rannou さんです。彼女は、昨年の秋に日本を訪れて、紅葉の美しさに感銘を受けたそうです。早々に話を終えて、駅に向かいました。

LAROCHELLE発 9:14---NANTES着11:05駅に接してホテルClimagat発見。駅のベンチで日本から持参のご飯とのふりかけの昼食。NANTES 発12:21--CHERTRES着15:07

シャルトルの駅の、お困りの方は何でもご質問下さい、と書いてある所で、荷物預けるところがありますか、と係りに質問すると、ない、無い、ないったら無い!という返事でした。そんなに、繰り返さなくても、わかりますよ。しかたありません、荷物を駅に置いて、妻と私とで、一時間交代で、大聖堂を見学して来ましょう。ですから、皆さん、荷物はホテルに預けてからシャルトルに来ましょう。この日のために、わざわざ双眼鏡を日本から持って参りました。そして、大いに役立ちました。私が訪れたときには、ちょうど聖歌隊のコーラスを聴くことが出来ました。ビデオにも納めたしラッキーです。

シャルトルブルー。(美しい!) 聞いてはいましたが、やはり実物を見て、感激です。わざわざ訪れるだけの価値があります。フランス旅行を始めてから、17年目にして、やっと訪れました。シャルトルは旅行者にとって、近くて遠い物なのです。

シャルトルからパリモンパルナスまでは、毎時間列車が走っていて、容易に帰れます。パリモンパルナス駅構内のQUICKの店で、チキンとポテトで軽く食事。そのままタクシーでシャルルドゴール空港まで、300フラン。運転手が、どこに停まって良いのかわからず、ぐるぐる回ってから降ろしてくれました。そこの出発のところで、いつまで待っても、乗客が集まってこない。変だなと、モニターテレビを見ると、乗り場が全然違うゲートで、空港が増築されて出来た、そこから一番遠いところなのです。長い廊下、階段の上下を突き進んで、20分くらいかかって、やっと到着したときには、かなり遅い受け付けとなり、座席は家族バラバラ、私の席は、扉付近の通路側で、物を置くポケットさえない、一番悪い席でした。でも、誰かがここに座らなくてはならないのだから、まあいいでしょう。空港の建物が改築されましたので、ご注意下さい。

とにかく、美しい海岸と、おいしい旅でした。完(平成11年8月)

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