その7.モレゾン山 Le Moleson



今日は、Moleson-sur-Gruyeresという山麓まで バスで行き、そこからケーブルカー、ロープウエイを乗り継いで、 2,000メートルのMoleson山頂まで行きます。
(グリュイエル村Gruyeresから見た写真。中央遠方の山頂が3つに分かれた山がモレゾン山LeMoleson、右中央部の中腹、緑に囲まれた集落が Moleson-sur-Gruyeresです。)


どうして、ここのバス停の時刻表はこう小さいのか、うっかりすると見逃してしまう。
Gruyeres-Ville9:05発(バス)→Moleson-sur-Gruyeres9:21着 バスは、定刻に来て、山道を登り、 Moleson-sur-Gruyeres 標高1,100mに到着。バス停で降りると、右手が牧草山地、左手にはロープウエイ乗り場があります。先ずは右手に向かい、グリュイエールチーズの生産工 程を見学しようと、店の人に問い合わせると、今日は日曜日で、すでに50人の見学者が予約しているので受け付けられませんと、断られてしまいました。

人なつこい子ヤギと戯れ、チーズ生産するおじさんのポスターを写真にとって引き返し、ケ−ブルカー駅からMoleson山頂に登ることにしました。途中で ロプウエイに乗り換えて、モレゾン山頂は標高2,002m、暑からず、寒からずで長袖一枚で快適です。(往復料金大人32、子供16、学生、高齢者 27.2スイスフラン)。


足下にはカウベルの音とともに放牧されている牛の姿が点在し、前を見渡せば360度の展望で、連なる山頂、グリュイエール湖、雲海の向こうにはモンブラン などのスイスアルプスがシルエットのように浮かんでいます。地元の観光客はベンチに座っておにぎりじゃなかったサンドイッチを食べながら眺望を楽しんでい ます。私たちもベンチに座ってスケッチブックを広げました。スケッチを終えると、もう昼食の時刻です。一旦ロープウエイで下り、ケーブルカーとの乗り継ぎ 地点(標高1,520m)Plan-Franceyフランセイ平のレストランに向かいましたが、眺めは良いのですが客が多すぎて、かなり待たされそうなの で、ケーブルカーの始発口まで下りることにしました。
下のレストランBNBPierreAcatillionは、予想通り空いていて、すぐに食事することが出来ました。面白そうなので、3色フォンデユという ものを注文しました。鍋に3方のしきりが有り、トマト味、にんにく味、きのこクリーム味(他にチョコレート味もあります)と3種のチーズをいれて温め、籐 篭に入った皮付き茹でジャガイモ、パン切れなどを浸けて食べますが、とても美味しい。なんせ本場グリュイエールのフォンデイユですから。
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