その5.フリブール    Fribourg
Basel SBBバーゼル中央駅13:59発 (ICE)→14:56 Bernベルン着、Bern15:04発(IR)→
Fribourgフリブール15:25着 駅から左手に100mほど歩くと、少し引っ込んだところに公園があり、公園の隣に今夜のホテルHotel NH Fribourgが見えました。高層の建物なのですぐに分かります。公園からは直接ホテルには入れず、専用の道を歩いて行きます。午後の日差しを浴びて、 もう汗びっしょりですが、ホテルに荷物をおいて、直ちに市街地に向かいました。大通りを歩いていくと、道はだんだん下っていきます。後ろを振り返ると、あ の高層ホテルが見えますので、帰りの目印は大丈夫。道の右手が絶壁になっていて、底の方に旧市街の家並みが見下ろせ、そこには大きなプールがあって、子供 達の歓声が風に乗って聞こえてきます。道の前方には、市庁舎の時計が見え、鶏の金細工がみごとです。その先は市街地の中心で、背の高いCathedral St.Nicholas聖ニコラ大聖堂が見えてきます、道をどんどん進むと、川がありPnt de Zaehringenツエーリンゲン橋が架かっています。橋の上から下を望めば、この町一番の絶景が見えます。

ここから下に見える屋根のかかった古い橋の方にいくためには、土手の途中から細い道を下り、猫の顔の形をした古い建物Tour de chats猫の塔の屋根付き階段を降りて


下の道にでて、門をくぐってさらに進むと屋根付き橋にたどり着きます。この橋は、車も走っているので私たちは端を 歩きます。


橋を渡ると、先ほど眼下に見えた旧市街に入っていきます。暑い昼下がり、人影もまばらで、古い家並みも興味をひくほどではありません。小一時 間、いいかげん歩き疲れたところで、ケーブルカーの乗り場に到着。券売機の切符の買い方が分からず困っていると、おじさんが来て操作してくれて、切符が手 に入りました。ケーブルカーの運転手さんでした。ものの5分くらいで、上の町に到着。市街地を散策、あまりの暑さに道端のおばさんからソフトクリームを買 いました。市内バスが走っているのですが、自動券売機の切符の買い方が分からず、結局、毎回ホテルと市街地間の坂道を30分くらいかけて歩いて往復。夕飯 は、再びツエーリンゲン橋を渡って、橋のたもとにある、レストランGrand Pont "La Tour Roudeで食事。ゴーミョーのステッカーもあり、期待通りの素晴らしい感性のコース料理が出て、感激しました。
ただ、ギャルソンは東洋人を見下しているのか、私たちは末席に案内され、他の客席は真っ白な布のテーブルクロスをかけてしつらえているのに、当方は、紙の 台だけでクロスをかけない、紙の上に皿が置かれる。周りの客はピンク色のナプキンを使っているのに、当方には無い。料理は感激するほど良かったが、だんだ ん腹が立ってきたので、ギャルソンを呼んで、「あなたの店にはナプキンが無いのですか?」とフランス語で聞くと、急に態度を変えて、「気がつきませんでし た、すみません」と急いでナプキンを持参。白々しいです。


でも、ここの厨房のシェフには感謝、本当に美味しかった。夜はホテル隣の公園で祭りがあり、ビートルズナンバーのコンサートを聴きました。
8月11日(土)
ホテルを朝5時30分に抜け出して、朝もやの中を橋まで歩いて、Pont de Zaehringen    ツエーリンゲン橋の欄干にスケッチブックを置いて、Tour de chats猫の塔(輪郭が耳を立てた猫のよう),屋根付きの古い橋と清流、背景の緑の山からなる美しいFribourgの景色を1時間スケッチ。7時に市 庁舎前広場まで戻って、朝市を見に行きました。まだ、これからお店を開く屋台もあって、客もまばらです。お目当てのチーズ屋さんもあって、地元のご婦人 が、円筒状のフレッシュチーズを、3切れ下さい、と注文している。沢山チーズの種類があって、何を買っていいか迷うのですが、いつもの事で、地元の人が 買っているものを買うことにしました。私も5きれ切ってもらい、(ラップで一枚ずつくるんでくれます)それと山羊のチーズを2個買って、急いで7時30分 にホテルに戻りました。ホテルで朝食(一人22スイスフラン)。駅が近いので、助かります。
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