Lille,Amiens,Reimsリール、アミアン、ランス紀行(その8 フラ ンスミアチュール)

8月20日(水)
ホテルで朝食一人10ユーロ。ホテルに荷物を預けて出発。今日はフランスミニアチュールに行きます。
ParisMontparnasse駅から、近距離郊外線(Banlieue)8:39発のChartres行きに乗車→9:25La Verriere駅着
本来はLa Verriere駅前から411番バス1.6ユーロ 9:31発→9:41 着の予定でした。バスの運転手さんがここで降りろと言っていたらしいのですが、運転手さんが近くの席の老人と大声で会話しているのかと、思ってし まい、降り損なって、終点まで乗ってしまいました。そのとき確かに施設の外周は 見えましたが、バス停が入り口の所ではないので、次の停留所だろうと勝手に思ってしまったのです。折り返しのバスで15分後にやっと、 ElancourtFraceMiniatureバス停に戻って下 車。バス亭から、道路を渡って、さらに5分ほど歩くと、道 路の端 にFraceMiniatureの小さな看板が出ています。景観を損なわない配慮なのか、フランスの看板は概して小さすぎ、うっかりすると見落としてしま います。看板の所から内部にはいるとまた 小径があり、そこを1分ほど歩くと、やっと入場券売り場。でも窓は閉鎖され、人の気配が無い。さらに進むと、入り口と出口。なんと入り口のおばさんが直接 そこで、入場券を売って、改札しているのです。一人三役で、おみやげまで会計している。人件費の節約なのでしょう。



入場料は一般18.5ユーロ、シニアー (60 歳以上)と学生は16.5ユーロ(身分証明書提示)。  10時開門だから、すぐに入場できました。入るとすぐに、トイレがあり、さてミニアチュール園の入り口はと見回しましたが、案内板を見ても、はっきりとし ません。この辺かなと適当に入ると、そこは105番の建物でした。1番から回るのが順序でしょうが、まあ、適当に回っていきましょうと、径を歩いて いくことにしました。目指すは地中海方面、広告にも出ているサントロペ。確かに良くできていて、海には船が走っています。その先の海に小高い築山が浮かん でいます。これがコルシカ島CORSEです。あんなに山岳地帯だったのかと思いながら見ました。その後は、道なりに標識に沿って歩きます。家族連れ、特に 子供連れが目立ちます。ほとんどフランス人で、知っている建物に出会うと、名前を大きな声で読み上げてはしゃいでいます。約2時間見てまわりましたが、そ の内、私は全 体の1/2位しか実物を見たことがありません。それほどフランスは広大なのですね。私があまり行っていない主なところは、オーベルニュ地方と、ブルター ニュ地方のドーバー海峡側でした。


               
(写真上左モンペリエの港、上右コルシカ島、二段目フランスミニアチュールの園内風景、赤い服を着た人が見えます。下右モンサンミッシェル。)

模型ですか ら、迫力に欠けますが、フランス全土を把握する意味ではとても有用な施設だと思いました。全部で116個のミニチュア建造物が展示されています。
詳しくは 園内地図PDFファイルと.建物名PDFフィルを 開いてみてください。


 ElancourtFranceMiniatureバス停12:57 バス乗車→13:07La Verriere駅着
  La Verriere駅13:23発→14:00ParisMontparnasse着。駅構内のQUICKでハンバーガーを食べ、昼食。ここは以前のフラン ス旅行時にも使ったが、日本のバーガーよりも美味しい。ホテルに戻りホテルで荷物を受け取り、その道すがらTシャツと、コーヒー粉を買い込み,モンパルナ ス駅そばのメリデイアンホテル前のバス停からシャルルドゴール空港行きバスに乗車。荷物をバスに積み込む際に、何番かと聞かれるので(空港の建物は1番と 2番の二つがあるが、日本は2番に発着)2番と答えて乗車。一人15ユーロ(4人以上は団体割引になるが、残念、私達は3人)  。15:30バス停出発→16:30シャルルドゴール空港着。空港でまたまたPAULの店を発見、ボリュームのあるアイスクリームを食べました。
17:30チエックイン。今年も、身体検査は厳重で、ズボンのベルトを外せ、ポケット名中身は全部出せといわれ、ちり紙だの、ハンカチなどを出して提示 し、やっと通過。
免税店で有名シェフの料理特集の雑誌を買いました。最近は日本の会席料理の影響が顕著で、大皿に一口大の料理を4品くらい盛り合わせたり、海苔巻きのよう な巻物が載っていたり、が目に付きました。19:05 JL406便は定刻通り出発。着席すると、前の席と、通路横の席に黒人ミュージシャンが全部で5人 乗っていました。別にそれ自体かまわないのですが、ランニングシャツ一枚で前に座った人から、まるで生イカのような生臭い体臭が漂ってきます。うわー、こ れじゃとても食事なんか出来ないし、眠れもしないよー、困ったなー。そのうち、前の席の彼は、薄汚れたトレーナーの上着を座席にすっぽりと被せて、悠然と 立ち上がっています。おかげで、後ろの私は、座席の背面に取り付けられた液晶テレビも見ることが出来ません。かと思えば、彼は自分の液晶テレビ画面の操作 が理解できないと見えて、通路を隔てた仲間にコントローラーを渡して、遠隔で操作をしてもらいはじめました。あまりにも周囲を考えない自分勝手な行動で す。案の定、それとは知らない(予想も出来ない)お客さんが通路を歩いてきて、コントローラーの線に躓きました。
そのだらしない黒人が席を立って、歌いながら体を動かしはじめたら、座席にかけたトレーナーの上着ポケットからパスポートなどが通路に散乱しました。私 も、彼の傍若無人もこれまで、と思い、彼にパスポートが落ちたぜ、と注意すると、さすがにすみません、といって上着をしまい、おとなしくなりました。それ でも乗務員をからかったりしていましたが、東京に6日間滞在すると言っていました。そのうち、不思議なことに、鼻が慣れてきたのか、私は、あのいやな体臭 を感じなくなり、無事帰国の途に付くことが出来ました。
燃料代高騰のせいか、オリンピックのせいなのか、例年のお盆時期に比べて、機内が空いているようでした。
 8月21日(木)→14:05Narita着 まだ北京オリンピックの最中でした。



 
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