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8月12日(日)マルセイユ観光、イフ島If行き

8/12(日)朝、地下鉄乗り場でCity pass Marseille 82€を買う(一枚41€)。自動販売機で売っているのですが、係のお嬢さんがいて、こちらの希望を聞いて、操作してくれました。不思議なことに同じよう な自動販売機が並んでいるのに、最初と、次の機械は2日券までしか販売されていず、3つ目の販売機で、3日券を購入出来ました。私たちはただ彼女の操作を 横で見ていただけでした。地下鉄M1sainteMarguerite行きに乗りひとつ目の駅Noaillesで下車。この駅から、VieuxPort方 面 (下りの道路) の道路に沿って、商店街、Marche de Noailles市場などがあるはずです。5分ほど歩きましたが、市場が見つかりません。地元のおじさんに教えてもらうと、もう一つ先の道路を左に曲がっ て進むとありますよとのこと。
大通りから一本入ったところに市場が広がっていました。といっても、テントではなく、建物が並んでいて、その一画全体で市場を形成したものでした。昼食用 にバナナを八百屋さんで買いました。次に、肉専門店でその場でスライスして売っている大きなハムを100g買いました。種類が豊富でどれを選んでいいのか わからないので、前のお客さんが買っていたものを指して頼みました。その肉専門店のおじさんはとても気前が良くて、うまいだろうと言いながら、何枚もスラ イスハムを試食させてくれました。本当に美味しいハムでした。市場から、元の大通りに出て、道を下って行くと10分位でVieuxPort旧港に出まし た。Marseilleは港に向かってすり鉢状に下っていく街並みですから、坂道を下っていけば、自然に港に出ます。その代わり、港から市街地へ行くとき は上り坂になります。

VieuxPortには船着場が沢山ありますが、City passでile Ifイフ島に行く船の乗り場は
向かって左手の角にあります。朝一番の船は9:30発です。30分前だというのに大勢の観光客が列を作っています。City passを見せて切符をもらい出発です。その頃になると、切符売り場は長蛇の列です。行くなら、朝一番が良いでしょう。10:00イフ島到着。



ゲートで入館料6€を払う。
(建 物1階にある井戸、周りに観光客が座っている)(牢獄の壁には掘って描いた文字が)(展示場には日本語の本「岩窟王」もある)
窓の小さい光のささない分厚い石の部屋。ここで生き延びるのはよほど肉体、精神の頑丈な人だけだ。管理人の部屋や、屋上からは周囲の青い海と美しい風景が 見渡せます。壁に引掻かれた囚人の書いた文字、島の歴史的な解説を見たりしていると結構時間が立ちます。帰りの船が来たので乗ろうとすると、その切符は別 の船だから、乗れないといわれ、船着場で次の船を待つ。私達の船はfrioul-if-express社。
(いろいろな船会社が就航しているので、注意が必要です)。11;45になったので、バナナと、ハムを岸壁の日陰に座って食べる。その後、直ぐに船が来た ので、乗船。il.Frioulフリオール島経由Marseille行。(if島からMarseilleへ帰る直行便は12:50と18:15の2本しか 無い。殆どが、30分毎に、if島からFrioul港経由でMarseilleに帰る。
12:00 フリオール港着。殆どの乗客はフリオール島で下船。

綺麗なレストラン街とビーチがあり、近場で綺麗なリゾート地のようです、水着の家族連れが多い。そのまま下船しないで、12;15出航、12:40下船 後、View Portの中を、対岸側に向かって、
プチトランpeti Trains発着所まで歩く。岸壁の道にはテントを張ったマーケットが並ぶ。
先ずNotre-dam de la Garde,方面に乗り込む。city passで無料。実は、もう既に2回訪れたことがあり、教会内部には入らず景色を見ながら元の出発点に戻ってきました。
暑いのでジェラートの看板の有るレストランに飛び込んで、塩が効き過ぎのムール貝のワイン蒸し(今までで一番不味い)、連れは大振りなイワシの網焼き(料 理とは程遠い)で口直しにジェラートを食べましたが、大外れの昼食でした。

気を取り直して、再び旧市街方面のプチトランpeti Trainsに乗りました。無料city passは一度しか使えず、今回は有料で8€です。結果は、立派な貧民救済所の建物、ショッピングセンター、地中海博物館の遠景くらいで、大して見るべき ものはありませんでした。発着所の隣に、Colorbus sight seeingの乗り場があり、citypassで無料でしたので、これにも乗りました。peti Trainsで廻った2方面を含めもっと広い範囲を一度で回ってくるものでした。

と言う訳で、今日の午後はMarseille市内の同じ所を何度も何度も観て廻りました。
暑い夕方、Vieu Portの対岸の奥まで歩きます。この辺にMarseille石鹸の老舗La Savonnerie Marseilleがあるからです。City Passで10%引きと書いてあるのに、店員はNonの一点張りで値引きしてくれません、挙げ句の果ては、昔宣伝のためにそうした時期もあったが、今は値 引きしないという。それならそうで、City Passの割引案内リストから削除すべきでしょうが。暑い中遠回りして無駄骨でした。
すっかりくたびれて、夕食は道の途中にあった中華料理店に入りました。

お昼が外れだったので、どの料理も口に合い、元気になりました。会計の際、あなたはフランス在住か、と聞かれたので、いや日本の旅行者ですと答えると、当 店はフランス以外のクレジットカードは扱いませんと言われ、現金払い。店を出て、連れに、領収書は?と聞かれ、お釣りはもらったが?もう一度、店に戻っ て、領収書を下さいというと、改めて入力して、領収書を発行してくれました。おそらく、この中国人経営者は、外国人に現金で支払わせ、レジに打ち込まない で、脱税しているものと思われます。

6. ムスティエ・サント・マリーにリンク