その6   パリ  Paris

7月20日(火)
ホテルの近くのスーパーCASINOでレンズ豆などを買ってから、駅に向かいました。Le Puy en Velay発10;30ter→StEtienne12;04着
車窓にはロアール川の支流が見えて美しい景色です(この辺はHaute Loire県です)。StEtienneで乗り換 えですが、同じホームに停まっているTGVに乗り換えるので、楽です。 StEtienne発12;10  TGV→Paris G.deLyon15;00着
(パリParis)
Paris G.deLyonでTGVを降り、こんどは地下のRERに乗るわけですが、またまた切符の自動販売機で苦戦。前のご婦人はさんざんトライしてあきらめて立 ち去る。私たちも販売機を買えたり、何度もカードを差し込みましたが失敗に終わりました。どうしようかと思案していると、通りがかりの人がこの先に切符販 売の窓口があるよ、と教えてくれたので、切符が買えました。RER A1 に乗り、RueilMalmaison駅下車斜塔橋に徒歩20分→Auber下車 今夜はParis Opera地区hotel ORION PARIS HAUSMANN に泊まります。125ユーロ。ホテルに荷物を置いて、明日の朝バスに乗るPYRAMID地区まで歩いて下見をしておきました。夕方になったので、日本から 予約しておいた魚料理のRestaurant RECH(62 Avenue des Ternes)に行きました。内陸部の料理が続いたので、今日は魚料理にしようと思ったからです。VISAカードのHPで情報を仕入れ、画面をプリントし ていけばアペリティフ(食前酒)一杯サービスと、ありましたのでお店の人にプリントを渡すと、お酒は出ません、何かジュースなら一杯サービスします、とい うのでグレープフルーツジュースをお願いしました。


パリのレストランですから水道水ではなく、ミネラルウオーターを注文しました。料理は美味しく、ソムリ エは機敏に水を注ぎにきました。ただウエイトレスが、こっちでフランス語で言っても、日本人客という理由だけで英語で答えるのには違和感を感じました。7 時半に入ったので、まだ客は少なく、スムーズに料理が出てきて、最後のデザートになりました。もちろんこれも美味しいのですが、何か口にあたったので取り 出してみると、金属たわしの破片でした。ウエイトレスを呼んで、それを見せると、すみませんとも、何も云わずに黙って下げていきました。食事が終わったの でVISAカードで会計すると、テーブルに来た会計係の男の人は、何も言わずに立ち去ろうとしたので、声をかけて呼び戻し、デザートのお菓子に金属の破片 が入っていたよ、とフランス語で言ったら、(日本人だからどうせ何も言えないのだろうから、しらばくれていれば、おとなしく帰るだろう、と彼は考えていた のでしょうね)、急に態度を変えて、奥に引っ込むと両手に抱え込めるだけのキャンデーイを沢山持ってきて、奥様にこれを全部上げます、ご主人には1個だけ と、苦しいもユーモアをまじえながら、”desole”すみませんでした、たしかにそのことは聞いておりました、といいました。その言葉”desole” が聞きたかったのに。


謝るのは当然だろうし、日本人を馬鹿にしているよ、このレストランは。あこがれのシェフJackques Maximinが監修する美味しい料理を出す店だというのに。まだ明るい街を凱旋門まで歩いて、メトロでホテルに帰りました。

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