フランスでこんなお土産品をみつけました(佐々木由香里さんの報告)

 

今年のGWに約2W程フランスへ行ってきました。

とは言っても、フランスに行くのは初めてでしたし、見たい箇所が点在していたためツアーを利用したのであまり融通はききませんでしたが…。

 今回はニースから入って南から西回りで半周という感じの 田舎巡りの旅でした。

 1度行ってどんな感じかつかめたので、次回からは頑張って個人旅行にしたいと思っております。

主としてお土産品について書いてみました

 ○カヌレとカヌル

日本でも一世を風靡した「カヌレ」と言うお菓子があります。ボルドーの名物ですが、これと同様のものをニースの朝市で見かました。フランスでも流行っていたのかと思っていましたら、さにあらず。「カヌル」という歴としたニースの名物菓子だったのです。 材料や製法はほとんど同様と思われますが、形に違いがあるのだそうで、ボルドー産の方は側面が垂直で全体として円柱形をしているのに対し、 ニース産の方は裾広がりで円錐台といった形状をしていました。 朝だったので甘いものはやだなと思って購入しなかったのですが、ボルドーのものと食べ比べてみれば良かったと、ちょっぴり後悔しました。

○ミルクジャム

今年の4月に日本でもフォションで発売を始めましたが、ノルマンディの名産品です。

味は大体コンデンスミルクと思っていただければいいのですが、色はミルク色ではなく、ベージュをしています。日本のコンデンスミルク程くどい甘さでなく、何とも懐かしい甘さのジャム(と言うよりペースト)です。

何でも新鮮なミルクに砂糖を入れ、気長に煮詰めて作るのだそうで、ラベルを見ますと、フェルミエという単語があることから農家産なのでしょうね。ラベルもいかにも手作りと言った感じです。

私は、モン・サン・ミッシェルのすぐ近くのスーパーで見つけたのですが300g位入ったビン入りで15F程でした。ミルクだけものから、アーモンド入り、コーヒーやショコラ味と言うのも 見かけました。小森谷さんお気に入りのヌテラ同様、パンに塗って食べると優しい味でとても美味です。

 ○スクレ・ド・ポム

ルーアンの土産物店で見かけたのですが、英語の説明も置いてありまして 仏語の通り英語でも「シュガー・オブ・アップル」と書いてありました。

直径2cm程、長さ10cm程の棒状で、ルーアンの名所が描かれた紙で巻かれていました。かなりに堅かったのですが、コイン状になった角砂糖の様なものを積み重ねてあって、紅茶に入れたらアップルティー風になるに違いないと思って買って帰ってきました。 帰国して開けてみたら、中身は琥珀色をしたそのままの形の棒状の飴で、いったいどういう風に使うのだろうと今もって結論は出ていません。

もっとよく説明書きを読んでくるんだったと、ここでもちょっぴり後悔しました。

ノルマンディはリンゴの産地ですので、リンゴから砂糖まで作るのかと思っていたのですが、本当のところはどうなのでしょうね。

  単なるお菓子なのでしょうか???

○Wカップの丸い記念切手

  日本でのWカップ熱は、初出場と言うことも相まってすごいものになっていますね。フランスでも各都市で、オフィシャルグッズを見かけました。 大抵は専門のショップがあって、そこでグッズを扱っているのですが面白いなと思ったのは、郵便局でもシールなどを扱っているのです。

その中でも記念切手がいいですね。何でも世界初という円形の記念切手は、軽くて嵩張らず低価格、というお土産としては最適なものになっています。 会社の同僚用に何枚か買ってきたのですが、争奪戦になってしまいました。

フランスは田舎へ行くと英語は通じないと聞いていたので、付け焼き刃的

ではありますが、「トラベル仏語」のテープを2ヶ月ほど通勤電車の中で聞いてから出かけました。仏語ができないからと言う理由でツアーで行くことにしたのですが、買い物くらいは何とかしたいと思って、その辺りを重点的に覚えて行きました。 確かに買い物程度なら、言葉なんて分からなくてもどうにかなってしまいますが

多少でもできるのと、全くなしと言うのでは大違いですね。 片言の仏語でもちゃんと通じて、そういう些細なことがうれしいのです。うれしいという感情があれば、また勉強しようという励みになりますものね。

 フランスの田舎、大好きになって帰ってきましたので、次回行くときにはもっと話せるようになっていたいと思います。(田舎でも観光地は英語で全く大丈夫で、ちょっと気が抜けました。)

佐々木 由香里

E-Mail : yukari@mt.ncos.nec.co.jp

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