パリ
リモージュの陶器、台所用品やスポーツ用品(ウエア、リュックサック)などをお買求めになるときは、専門店をさがすよりも、オペラ座の少し北側にあるギャラリー.ラファイエットというデパート(地下鉄HARVRE-CAUMARTIN ~ )で買うのがいちばんです。品数が豊富で時間の節約になり、地下には日本人のスタッフがいて免税の申告から忘れ物、紛失物などまで手配してくれます。本館には陶器、台所用品があり、道路をはさんだ別館はスポーツ用品です。お腹がすいたら道路の別館がわにサンドウイッチ屋さんがありますから、安くおいしく食べられます。ここのおすすめは 意外にもチキンサンドです。野菜やほかの料理をもっと食べたい人は、本館の上に行くと、食堂があって好きなものをとって料金を払って勝手にテーブルをさがして食べられます。コーヒーはお金を払って専用のコインをもらいそれをコーヒーの出る機械のコイン投入口に入れなければなりません。パリで中華料理が食べたくなったときは、どこでもそれほど値段は高くないですから店構えの立派なところを選んだほうが無難です。客のいないさびれた汚い店にはいると、インスタントラーメンに唐辛子汁をかけたようなひどいものが出てきたりします。私が一番お気に入りのレストランは7区のLa Cantine des Gourmets(ラ.カンタンドグルメ地下鉄RUE DU BAC K )です。シェフはあの有名なジャックマキシマンのいるニースのホテルネグレスコ出身でその素晴しい最高の料理がパリでしかもそれほど高くない値段でいただけるのですから、私のホームページの中で一番おすすめするレストランです。予約が必要です(予約のしかたはリヨンのところを参照してください。ゆったりとディナーが進むので私の幼い娘はおいしいブレスの鳥をたべずに眠ってしまい、鳥をアルミ箔に包んでもらって持ち帰りました。パリのホテルは概して高いです。中級どころのチエーン店ホテルが良いと思います。なるべく早くパリを脱出して、地方の安くて快適なホテルに泊まるほうが良いでしょう。
デイエップ
イギリスとのフェリーボートが発着している海辺の町です。私は8月15日聖母昇天祭の日に訪れたものですから、丁度その日は海岸で夜中までお祭りがあり、お店はもちろん、地元の放送局がステージを設けて土地柄フランスの歌手やイギリスの歌手が出演して楽しく過ごしました。フリュイドメール(生の貝やゆでた海老蟹の盛り合わせ)か、ムールマリニエール(ムール貝のワイン蒸し)がおいしいです。ホテルは海岸に面したPlage Hotelにしました。午前中に入りましたが、当日はお昼には満室となってしまいました。
ルーアン
モネの作品をはじめ、沢山のすばらしい作品が展示されている美術館を絶対見るべきです。ジャンヌダルク教会を次に挙げます。ここの名物は鴨料理です。ホテルは駅前のDieppeにしました。ホテルの人は親切で午前中に着いたので荷物をフロントに預けたままでしたが、帰ってみるとすでに部屋の中まで運んでありました。
ルアーブル
響のいい港町にあこがれて来たのですが、目に入ったのは第二次世界大戦の戦没者の碑で悲しくなりました。
ノルマンデー上陸作戦です。船が沢山みえます。そしてこの町の美術館も充実しています。世界中の陶磁器が展示されていますが、いちばん良かったのは我が日本の陶磁器でした。駅の中のレストランに入りかけましたが注文した品が今ありませんといわれて、そこを出てしまいました。駅から50メートル位離れたところに、家族連れでにぎわっているレストランを見つけました。そこは駅の中のレストランよりも安いのに、おいしかったのです。ミネラルウオーターなどはたのまず、アン キャラフドロー シュルブプレ、とたのむと、きさくなおばさんが水道水のはいった容器を持ってきてくれました。これはフランスでも無料です。ホテルはParisienでやさしいおじさんでした。
オンフルール
ホテルのおじさんから聞いたとうり、ドービル行のバス停はルアーブル駅の裏にありました。リンゴ畑に囲まれた美しいノルマンデーの田園風景の中を2時間ほど走りバスをオンフルールで下車。絵で良く見かける景色がそこにありました。港を見渡そうと小高い丘をのぼると、途中の道端にはキイイチゴがなっていました。丘の上にはここにも、第二次世界大戦の戦没者の慰霊碑と教会がありました。レストランFerme St-Simeon に11時ころ着いて、昼食のテーブルを予約し、ところどころにリンゴの木の植えられた庭を散策してから戸外で食事。日差しが強いので木陰のテーブルにしていただく。さすがに料理の値段が高いものですから魚料理を一品とデザートだけにしました。料理はとても洗練されていておいしいのですが、魚だけではまだ空腹。ところが、デザートはアイスクリームにチョコレートをかけたものが皿からあふれるほど沢山盛り付けられて出てきました。もちろんお腹は満腹。2時頃ルアーブル行のバスに乗り荷物を置いてあるルアーブルのホテルParisien に戻りました。
レンヌ
旅の基点に宿をとったものですから、あまり町中を見ていません。クレープ屋さんを見てブルターニュにきたんだな、と思いました。夕食に入ったレストランのマダムのおすすめは、生のほたて貝のビネガー風味でした。日本に帰ってからもまねして作りますがとてもおいしいものでした。ホテルは駅前のAstrid で、安くて簡素です。このホテルでも食事をしましたが、レギューム ド ジャルダン(庭でとれた野菜)の味が日本とは段違いにおいしいものでした。
モンサンミッシエル
列車、バスと乗り換えるため交通の便は良くありませんが、訪れる価値は十分にあります。観光名所の中の名所です。島に建てられた厳しい建物の中に入ると誰もが興奮しておしゃべりになってしまいます。そのたびに、ガイドさんがシランス シュルブプレ(静かにしてください)と叫びました。名物の大きな卵焼をたべて、ついでにワインをのみました。帰りの交通も連絡がわるくドールという駅で昼下がり寝転んでいたら、悪いワインをのんだのでしょう、頭痛がして困りました。
サンマロー
海に突き出た城壁にかこまれた町です。通勤列車なみの人ごみにもまれながら門から入っていきます。城壁の上は道になっていて、美しい海の景色をみることが出来ます。砂浜ではビーチバレーで遊んでいる人達がいました。ここは海の要塞だったのです。その日のうちにルーアンにもどりました。