秋のフランスを満喫してきました(松田久子さんの報告)

10/21から8日間の日程でディジョンとコルマールに行ってきました。お天気に恵まれ、とても快適な旅でした。

ディジョンでは、現地発のワインツアーを申込んでいたので、ミニバスでロマネ・コ

ンティの畑やニュイ・サンジョルジュをまわったりワインカーブで試飲をしたりと、ワインの都を満喫でき、ぶどう畑はちょうど紅葉のピークで、黄金の丘となったぶどう畑と雲ひとつない青空がとても綺麗で、この時期に来てよかったとしみじみ思いました。

畑を見ていると鳥たちが一斉に降りてきたので、ガイドの方に聞いたところ、畑に残っているぶどうの実を食べているとのことで、いずれ北アフリカの方に行ってしまうとも言ってました。ブルゴーニュでは鳥も美食らしく、ぶどうの実のよくできた畑に多く降りてくるそうです。私も残っているぶどうの実を食べてみたかったのですが、畑に入るのは禁止されていると言われ、実現しませんでした。

そうそう、ディジョン発ボーヌ行きのバスにも乗りましたよなんと乗客は私一人で、貸切り状態でのボーヌ到着となりそれにしても、あのぶどう畑の中を行くバスのコースいいですね。再度、黄金の丘を満喫できました。

丸2日間ディジョン、ボーヌで過ごしコルマールへ移動し、コルマールではワインの

旅という目的をすっかり忘れて、ビールばっかりで過ごしてしまい今から思えば少し残念なことをしたと・・・でも、目的を忘れるぐらいにおいしかったですよ。

コルマールの街は、旧市街の木の枠組みが見える建物や壁のカラフルな色がとても面

白いですねリクビルにも行ってみいと思っていたので、観光案内所に行ってコルマール駅発のバスの時刻表をもらいましたリボービレも行きたいと思っていたのですが、バス便はないとガイドブックに書いてあったのであきらめていたのですが、時刻表を見るとリクビルの前にリボービレを経由して行くというコースになっていて、なんとか時間をやりくりして寄りたかったのですが、結局バスの窓から町への入り口を眺めるだけになってしまいました。

リクビルでは町の中をぶらぶらと歩いて観光し、この時期だけ限定の絞りたてのブド

ウジュースで作った「にごり酒」は絶対に飲もうなんて思っていたにもかかわらず、お天気がよくて喉が乾いたせいか、またまたハム・サラミの盛合せにキッシュをお腹一杯食べて地ビールをたっぷり飲んで、目的はどこかへいってしまい・・・まあ、体の要求に素直に従った結果ということでしょう。リクビルは予想していたとおりとても小さな村で、アルザス独特の家並みがきれいに残っていました。

ストラスブールにも少しだけ行ってきました。例によって、ミニトレインに乗り1時間近く市内観光を楽しみ、このミニトレインは途中で乗り物を降りて橋の上に案内をしてくれ、川の上から見る大聖堂や市内が夕日に映えてとても綺麗ででした。

トラブルという程ではなかったのですが、パリへ戻るためにストラスブール駅のホー

ムで列車を待っていたら、発車の10分前になって、突然出発ホーム表示が変更になり、他の乗客と一緒に大慌てでホームを移動なんてことも経験してきました。まったくストラスブール駅はあなどれませんね。

パリに1日だけいて旅行は終わり。

それにしても、フランスの地方旅行はとっても楽しいですね。

ホテルの朝食にも地方の特色が出ていて、ディジョンではマスタードが何種類も置いてあるし、コルマールではクグロフがおいてあったしまたこの次も電気ポットを持って、どこか地方への旅をしたいと思っています。