ブルゴーニュワイン紀行 (田川 善博)さんの報告

2009年7月ブルゴーニュに行ってきました。
その際に、このサイトの『ーワイン好きのためのブルゴーニュ情報ーーー村
上祐二さんの報告』を参考にさせていただきました。ありがとうございます。
当日は23時過ぎにデジョンにつきました。泊まるホテルは参考にさせていた
だいたHotel Sofitel Dijon la Clocheにしました。

(デジョンのホテルの前の公園)

翌日の午後から、デジョン発の英語によるガイドの個人ツアーに参加しました。
13時30分にホテルを出発して17時30分くらいにボーヌに着くという内容のもので、途中ジュベルシャンベルダンのドメーヌに立ち寄りました。5世代に 渡っ
てワインを造り続けている小さなワイナリーでしたが、今も畑を耕すのは馬で、
ぶどうもひとつずつ手摘みでしているという所で、そこで試飲をしたグランクリュ、プルミエクリュ、などを4本買いました。
次に今回の旅行の第一の目的であったボーヌ・ロマネに向かいました。近くのドメーヌに寄り、そこでもいくつか試飲をして、おいしかったものを2本購入しま した。あとでエチケットを見て分かったですが、ロマネコンティのすぐ上にあるプルミエクリュクラスのワインでした。
その日はそのまま、ボーヌのル・セップに泊まり、そこで教わった隣のレストランで食事をしました。地元の郷土料理に近いものに、ワインをグラスでそれぞれ 出してもらう形でした。
翌日の昼は近くの日本料理店に行きました。そこで日本料理を食べましたが、そこに来ていた日本人の翻訳家の方が、「日本ではワインが飲めないのにこちらで は飲めてしまう」と言っていたことが印象的でした。確かにそのとおりで、フランスという気候と土地柄がワインに合うのだろうと感じました。逆にみれば、日 本料理は日本だからいいのかなという感じも実感し、『地産地消』が、人間の体にいいのではないかということを納得できたことが、今回の旅行のひとつの収穫 でした。
その日は、そのままボーヌの駅へ向かい、電車でデジョンに戻りました。そし
て、荷物を預けておいたHotel Sofitel Dijon la Clocheに夕方にふたたび
チェックインしました。夜は、上記の記事を参考にさせていただき、ここのホテルでディナーをいただきました。記事を書かれた当時から11年が過ぎています が、地下にあった試飲の出来るというレストランは4年前になくなったそうで、地下のその場所に行ってみると確かに空き家のようになって、机や椅子が積まれ ている状態でした。
1階のレストランは営業していたので、そちらでいただきました。ここの料理と
ワインは、記事にあったようにみごとにおいしかったです。

(Sofitel Dijon la Clocheのレストランの中庭)
デジョンのマスタードは有名ですが、そのマスタードをつけていただいた子羊のお肉と、それに合わせていただいた赤ワインの味は今思い出しても感動です。

(メインの子羊)

翌日は、19時30分発の飛行機でパリから帰る予定だったので、空港行きのロワシーバスに乗るまでの時間が少しあったので、オペラ座のそばのカフェ で、重 い荷物を置いてホッとしながら、軽い食事をとりました。その後、やっと一人旅も終わりだと思い、安心したせいか、バスに乗ってすぐにビデオカメラをその店 に忘れてきたことを思い出し、大変ショックを受けました。(カメラそのものより、SDを無くしてきた事がショックでした)。

ところがその日の帰りの飛行機が、なんと、離陸寸前にエンジントラブルで飛べなくなるというアクシデントが起きたのです。そのため空港近くのホテルに一泊 することになりました。そのおかげで翌日は、予定に入れていなかったパリ観光をすることが出来るという幸運に恵まれました。ルーブル美術館へ寄り、いろい ろなボルドーのワインが置いてあるというレストランで、3本ほど購入しました。そしてその帰りに、だめもとで前日カメラを忘れてきたお店を訪ねてみたとこ ろ、昨日のウエイターがいてくれて、会うなりビデオカメラをとってあると言ってくれて、奇跡的に取り返すことが出来ました。ラッキーでした。


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