あらしまさんのパリの三つ星レストラン探訪(写真147枚付き)

(平成18年)                         

正月1/2-9にフィンランドとフランスに行きました。

1/2発1/9出というのが正月ハイシーズンからノーマルな値段に変わる時期で

AFパリ経由便 NRT-CDG-HEL-CDG-NRTがJTBで13万弱。AFのWEBで見てもほぼ同じ。

昨年の暴動がパリ空港(CDG)とパリ中心部の中間で起こったようで、

空港-パリ市内間の電車(RER)が止まったらしい。また、外務省もRER B線が

空港利用客を狙った犯罪が頻発してということで注意をだしているそうだけど、

最も安くパリ市内に移動する手段(8ユーロ)であるためこれを使う。

エールフランス等の空港バスを使っても12-15ユーロくらいだけど。

私自身フランス慣れしているので何とも感じないが、一応フランス当局も

観光客向けのセキュリティ要員を配置していた。

昨年、パリの有名3星レストラン「ルカ・キャルトン」がミシュランの3星を返上して

大衆レストランになると宣言して、普通の大衆レストラン(?)「アラン・サンドランス」

になってしまいました。

私は3星の頃の「ルカ・キャルトン」行ったことがあるけど、1/6にどんな物かと思って

行ってみたところ、予約なしだけど空席があって入れてしまった。

通常、3星レストランというものは事前に予約をいれてフォーマルな格好を

して行くものだけど、この日はセーターとジーンズというバックパッカーの格好。

やはり、ほかの客はフォーマルな格好をしていて非常にバツがわるい。

ちなみにパリ・マキシムのようにまずくて3星を落とされたのではなくて、

自主的に返上すると宣言しただけなので、いまでもミシュランの評価は3星です。

私がここを気に入っているのは味もさることながら、メニューにそれぞれの

料理に会うワインが書いてあってそれをグラス単位で買えることです。

フランスのレストランは、日本もそうだけど、メニューとは別にワインリストが

あってそこからボトルで買うシステムになっている。グラスリストもあるけど

品揃えはない。もちろん「アラン・サンドランス」もすばらしいワインリストがあって、

従来通りボトルで買えます。

私はワインが料理と合うというがどういうことなのか、この店で食べて初めて

わかりました。

料理は1皿20-30ユーロで、それに会うグラスワインが10ユーロくらい。

なので前菜+魚+肉を食べようとすると、ワインも3種類飲めて

100ユーロくらいになる。

パリの3星でフルコースを食べると300ユーロ前後+ワイン代(ボトル単位)

となるのでお得です。

アラン・サンドランスのWEBはまだ工事中

2日後1/8にまた予約なしで訪れたところ、満席だから22:30以降に来いと。

行くんなら予約を取りましょう。

1/7 ソリューのコートドール。風邪気味で最後の方は味がわからず。

1/8。パリのもう1店は天才シェフ ジョエル・ロブションが東京とパリに同じ店を

プロデュースした「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」

東京は六本木ヒルズに、パリは左岸のパリ大学の裏手にある。

「歩き方フランス編」に載っているはず。

東京でもパリでも同じものが食べられるはずだけど、もちろんパリの方がうまい。

まだミシュランの評価はないが1星はつくんじゃないか。行く価値はある。

コースで頼むと100ユーロくらい。

こちら ttp://www.robuchon.com/

日本にも関わりがあるので日本人客多し。

それでは、147枚の写真で味わってください(以下のサイトに掲載)

http://tamajimu.no-ip.com/fin/