バスク旅行 その7.ビアリッツ(続き)

8月19日(火)その7ビアリッツBIARRITZ

ビアリッツ市はNavettes gratuites Biarritzという無料バスを、la navette Biarritz Ocean,la navette Cote des Basques,la navette Saint-Charles,la navette Centre-ville
と4路線運行しています。バスが無料といっても、ホテル宿泊客はビアリッツ市に一日あたり一人1.65ユーロの滞在税を払っているのです。せっかくですか ら、市の中心部を廻るCentre-villeコースのナベットに乗ることにしました。ホテル横のHeliantheバス停から乗って、住宅街を通り、 30分ほどで市庁舎に着いたので、そこで下車。なんと、昨日見つからなかったナベットの停留所は、確かに警察署の真ん前にありました。車道からは停留所の 看板がよく見えますが、歩道の方からは、看板の無地の裏側しか見えず、停留所だとは分かりません。この看板のようなフランスの手法は不親切であり、日本で は通用しないでしょう。おかげで昨日は探すために大迷惑を受けました。明日帰国するので、そろそろスーパーでPresidentという銘柄のノルマン ディーバターを買わなければなりません。通りの店の窓ふきをしているマダムにこの辺にスーパーは有りませんか?とたずねると、この道をまっすぐ行けばある よ、と教えてくれました。この道がずーと坂道でそれを1km上ってもまだ着きません。あきらめかけた頃右手奥にスーパーが見えてきました。バターを、かね てから用意しておいた気密タッパーと冷蔵用の銀紙でくるんでホテルまで持ち帰りました。これを更に新聞紙でくるんでスーツケースの衣類の中に詰めれば、熱 い夏でも、日本の自宅まで無事、溶けることなく持ち帰ることができます。お昼はホテル隣の石焼き釜ピッツェリアLes Terrassesで、大きなピザをいただきました。26.9ユーロ。午後は、昨日決めておいたマリア様の岩が見える小さな入り江で海水浴です。

(小さな入り江の海水浴場、中央の橋がマリア像の岩に渡る橋、岩のてっぺんには小さくマリア像が見えます)
端の方では潜水の教室が開かれていましたが、適度な砂浜があり、波が静かで泳ぎやすい。1時間過ごして、ホテルに戻り、妻は中心街に衣類の買い物、私はホ テルのプールで泳いだ後、les halles常設市場に行きました。今やスシ鮨やワンカップ大関まで売っています。たこのマリネを300グラム買い、翌朝、朝食に食べましたが、パリのサ ンジェルマンデプレで買ったものと比べると、素朴な味付けで、うまみに欠けました。市場の隣にスーパーCarrefourを発見。カルフールブランドのイ ンスタントエスプレッソコーヒー25袋入り、インスタントトマトスープ粉4袋入り、Madrasカレー粉などを買いました(帰国後試しましたが、どれも美 味しい)。
今夜はフランス最後の夕食です。ホテル前のGambettaガンベッタ通りには多くのレストランが点在し、選択に迷いますが、海鮮は昨晩で食べ尽くしたの で、今夜は肉料理に決めました。通りに沿って書いてあるメニューを見ていくと、Cote de agneau子羊リブロースが有りましたので、そのレストランLe Classicoに決めました。妻は定番の牛肉ステーキ、私は子羊肉ステーキを注文。全然臭みが無く柔らかくて、とても美味しい。食後アイスクリームを とって,全部で46.5ユーロ。



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