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8/14(火)
Calanqueカランク 行き
カランクとは真っ白な奇岩と、青い海、美しい入江が連続する風光明媚な地帯で、MarseilleマルセイユとCasisカシとの間の地中海沿岸の一帯を 指します。
ホテルのレストランで朝食を取り、地下鉄M1 LaFourragere行きに乗り、ふたつ目の駅Vieux Port駅で下車、

港にそって右手に6分歩くと、レストランAu Doyenの前に出る。その向かい側の港からCalanqueの船が出ることになっている。標識もなく、案内板もない。インターネットでメールをやり取り して予約したもので。予め予約金30ユーロを払い込んであり、残金70€は現地でクレジットカードで支払いとなっています。心配になって、近くのプチトラ ンを準備している人にきくと、そこだよ。と応えるだけ。

ちゃんと時間前に船が現れ、港との柵が開かれて、9:30乗船、出発。予め酔い止めのセファドールを飲む。乗客はフランス人で楽しそうにはしゃぐ娘さん4 人、中年のおじさん、そして私達の7人。若い船長を含めて合計8人。船は真新しくて気持ちが良い。長さ5メートルの船だから、波に翻弄される。
港から外海に出ると、船長が揺れるから大丈夫か?と聞くから、OKと応える。まるで遊園地の船のように、船は大きく揺れ、大波を被り、全身ずぶ濡れ、半ズ ボンを脱いでおけばよかった。あわてて、デッキから船室に入りました。娘達は水着でデッキにいたまま大波をかぶりはしゃいでいる。薬が効いていて全然酔わ なかったので、アップダウンを楽しみました。以前Casisカシから船でカランク calanque巡りをしました。美しい景色に圧倒されました。今回はMarseille側から逆方向でcalanqueを目指します。

白い岩、青い海、美しい入江、絶景の連続です。大きな観光船が大勢の客を乗せて悠々と走っていきます。今回私たちは、小さい船で外から景色を観るだけでな く、入江で30分の停泊。ボートから海に降りて、シュノーケルなどをしながら泳ぐのです。シュノーケルで泳ぐと10センチほどの魚がたくさん見えます。熱 帯ではありませんから地味な色の魚です。
水面から顔を上げると、潮の流れが有るのでしょう、船から遠くなってきました。慌てて船に近づくと、舳先がどんどん向こうに逃げていきます。必死に船体に つかまろうとしていたら、船から浮き輪が投げられ、紐で手繰り寄せてもらい船に戻りました。その時、少し海水を飲んでしまいました。塩っぱい。船には淡水 のシャワーが備えられていて、海水を洗い流すことが出来ます。綺麗な海と、新しい船、感じのよい船長、乗客。こんな楽しい旅行体験はありません。船長さん は、若く、ハンサムなJoanさんで、フレンドリーな人です。しかも、 普通の観光船よりも10€安い一人50€です。
会社の名前はTURQUOISE  CALANQUES です。ぜひお薦めします。
http://turquise-calanques.comです。

12:30寄港予定が30分遅い1:00まで、大サービスです。降りた桟橋の向かいのレストランAu Doyenで厚切り(レア)マグロステーキの載ったサラダの昼食。バルサミコ酢とバージンオリーブオイルは好みで適宜、これは美味しかった。

昼食を2時頃終えて、朝来た道を戻って、地下鉄Vieux Port駅から、M1 la Rose行きにのり、2つ目のgareMrseilleで降りて、ホテルに戻る。、
風呂で着替えて、午後3時gareMarseilleから地下鉄でM1 La Rose行きに乗り二つ目のCinq-Avenues -Longchamp駅下車。公園を横切って、Musee de fine Arts Palais Longchampに行く。約1時間見ました。City passで無料で入館。

昔の絵が主体で、特にペストで大勢の人が倒れている市街の様子を描いた大画面vue du Cours pendant la Peste de1720の絵には圧倒されました。
地下鉄でGare marseille saint charlesまで戻って、夕食は駅から徒歩12分のTapas Rojas(23rue de Isoard,marseille)に行って好きなピンチョスでも選ぼうかと、暑い日差しを受けながら歩いて、ようやくたどり着くと、お店は夏休みで閉 まっていました。再び駅に戻ると、連れ合いは、もう足が動かないという。街角に待たせて、私一人で坂道を歩いて下りて行きました。行けども行けどもこの辺 はスナックしか無い。ついには次の地下鉄駅Noaillesにたどり着いてしまいました。登りの坂道を急いで登って戻る途中でトルコとクルド Turquie Kurdレストランを見つけました。これは珍しいと、このレストランに決めました。お客は少なく、途中で布をかぶった二人のご婦人が着席しただけでした。 私は初めてのクルド料理。妻は種々の焼き肉盛り合わせ。私のは薄切り肉(牛肉か?羊肉か?)回転焼きドネルケバブと、別皿に半分ヨーグルト、半分トマト ソースが盛ってある。肉に酸っぱいソースをかけても合わない。ほとんど塩味は無い。我慢して食べたけど不味い。

クルド人はこのようなものをたべているのか。今回の旅では、とても美味しいものと、とても不味いものと両極端な食事に出会いました。
8. 帰国にリンク