200年ブルゴーニュの一人旅(宇都宮 輝子さんの報告)

 おかげさまで盛りだくさんの計画も元気にこなし(おばさんパワー

恐るべし!)楽しい旅を終えることができました。

まだフランスの余韻に浸っている毎日ですが、絵葉書や写真

(初めてデジタル・カメラを使用)など資料の整理に追われています。

4月のパリはイースター休暇の観光客で混雑してましたが、一歩パリから

離れると人は少なく、ブルゴーニュの田舎を満喫できました。

天候は変わりやすく、今晴れてても雨が降ることが多く「天気おんな」の

私もお手上げでした。やはり復活祭が終わらなければ本格的な春は来ないのですね。

心配だった交通のことですが、TGVの切符は一等にしましたので、パリでもリヨンで

当日10分ほど並んでOKでした。国鉄バスは駅が町の中心から離れたところに

あったり、トイレも使えず不便なことが多く、安いけれど乗客が私独りのときもあり

これではバスもそのうち無くなるのではと心配でした。

ですからタクシーを使うことも多かったのですが、円高もあって日本に比べて

割安です。(例:マコンでクリニューなど見学、2時間半で400F、

ヴェズレーからスミール・アン・ノーソワまで1時間走って400Fなど)

運転手さんも親切でバスに乗り換える時は行き先を確認して荷物も

バスの荷物室に運んでくれます。あたりまえのことかも知れませんが、助かりました。

ホテルは田舎の四つ星とパリの三つ星は同じ料金ながら、格段に田舎のほうが素敵な

部屋、美味しい食事のできるレストラン、暖かいサービスでくつろげました。

特にヴェズレーのレスペランス、ボーヌのレ・セップは予約の時の対応も完璧でした。

インターネット予約でも料金前払いは注意が必要です。部屋に掲げてある料金は

支払い済みの半額でした。(MINOTELグループ)

食事はクレープのランチから星つきレストランの豪華版ディナー迄お腹とお財布に

あわせて色々、グルメの旅も満喫できました。個人旅行の良さを一番感じる時です。

ただ独りではブルゴーニュのワインもグラスで飲むことがほとんどで、なにか

物足りなくてボーヌで6本船便で送ってしまいました。

3週間で着くはずがまだ・・・ああ待ち遠しい〜。

後半はリヨンとパリでオペラ観劇が3つあって食事をセーヴし、その間に美術館巡り

で歩き回った効果でなんとか体重は増えずに帰りました。