焼き物の町リモージュLimoges(その1)その2にジャンプ
                         

初めからトラブル

コルス(コルシカ島)から12:00発の飛行機でパリ・オルリーウエスト空港に13:35着。外に出ると、タクシー乗り場がいやに空いています。すぐ順番が来て、行き先を告げると、ここは郊外専門の乗り場です、パリ市内行きのタクシー乗り場はあちらですよ、と指差された空港の端の方向を見やると、大勢の人達が列を作っています。15分ほど待って、タクシーに乗車し、オステルリッツ駅ParisAusterlitzに向かいました。オステルリッツ駅は出発と到着で、建物が別々になっていますので、もちろん出発の方に止めてもらいます。列車の出発までに約1時間半有りますが、駅付近には見るべきものもなく、ただ時間が過ぎるのを待つだけです。16:02 発、TGVが通っていない路線なので急行で長旅。はす向かいの席の高貴な年配のご婦人が白い顔を真っ赤に染めて、なんて暑いのでしょうこの車両は、と声をかけてきました。そうですね、と答えて、私は隣の車両の様子を見に行きました。そして、隣の方が涼しいですよ、と教えてあげました。列車がかなり走ってから、車掌さんが現れ、この車両の空調は壊れていますから、どうぞ他の車両にお移り下さい、と触れまわりました。一等車だというのにひどい(これがフランス)。隣の車両はコンパートメントで先客がいましたが、その間の席に入れてもらうと、二人のフランス男性がまん中の私を飛び越えて左右から会話を続けます。私にとって、ステレオのフランス語講座です。よくは分かりませんが、列車で行き合った同士で、仕事の事、フランスのアパートの室料、など情報交換をしています。二人とも途中の駅で下車。ああ疲れた。19:09リモージュ着。立派な駅舎です。荷物が増えていますので、なるべく駅に近いホテルジャンヌダルクJeanne D'Arcを取りました。ロビーに入ると、夏の地方都市なのに大勢の客でにぎわっています。奇麗な感じのホテルなので、やれやれこれで安心とフロントにFAX予約の紙を提示すると、あなたがリコンファームしなかったので、部屋は有りません、というのです。私がホテルから受け取ったFAXには、喜んでお出でをお待ちしていますとはありますが、要リコンファーム、なんて文言はありませんでした。ああ疲れた、それにしてもひどい(これがフランス)。フロントのお姉さんが同業者に電話をして、わりと近い所にある1ランク下のホテルを紹介してくれました。子供連れの多いファミリーホテル、Orleans Lion D'or(一泊415F)です。まあ、宿泊料金が安くなったので、良しとしましょう。夏のリモージュが混んでいるなんて思いもしませんでした。
ホテルでは、早速、本日分の宿代の支払いを要求されました。ところがダイナーズカードが反応しません。磁気が壊れているのでは、といわれました。しかたなくVISAカードで支払い。(これはフランスのせいではありません)教訓、カードは万一に備え複数用意すること。

リモージュ市内を歩く(前編)

リモージュのSNCF駅から300メートル位歩いて行くと細長いJourdan広場に出ます。広場に沿った道路を右手に進むと交差点に出ます、そのまま信号を渡って直進しSt.Michel教会の方向に進めば、ギャラリーラファイエット百貨店、Republique広場その広い一角にスーパーMonoplixがあり。一通りの買い物はここで十分です。さらに進めば商店街が連なり有名ブランド専門店などがあります。道を上りつめればSt.Michel教会に出ます。私達は台所専門店で鉄製のプリンの焼きごてを買いました。

一方、Jourdan広場に沿った道路を右手に進んで交差点に出たところで、そこを右手に曲がって100メートルほど歩くと交差点に出ますが、ここにインフォメーションが有ります。インフォメーション横からはミニトランが出ますから、これに乗れば市内の主な観光地を知る事が出来ます。インフォメーションの先は陶磁器商店街で専門店が20軒位連なっています。

(地図上の青色Hが私の宿泊ホテル、青色Rが私の入ったレストランを示し、陶磁器商店街大通りから右手横、街の内側に入ったrue Chalres Michelsという通りには、レストランが連なり、その中の中華料理店は安くて、とてもおいしかった。)

写真の説明

左上:駅の横にある大きな公園Jardin du champ de julliet
右上:市内中心街の木骨組の建物とミニトラン
左下:陶磁器商店街のウインドウ
右下:市役所の特別展の展示品

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